訪問介護は、決められた稼働表で訪問先が決まりますが、「ここはちょっと遠慮したいな」と思うことがあります。
利用者様、訪問先は千差万別ですから、様々なお宅があります。
人と人との関わりですから相性もありますし、個性的な方もおられます。
今まで仕事をしてきた経験から、様々なケースを上げてみたいと思います。
訪問介護 行きたくない利用者 事例
介護拒否
インターホン越しで話すだけ
「安否確認だけでもいいから行ってください」と指示があって訪問したのですが、インターホンを押してもなかなか出てこられなかったり、話をすることができても怒鳴られたりしました。
きっと介護されることに納得していなかったと思います。
このようなお宅は、行くのが憂鬱でしたが、そのうちにサービス終了となりました。
不衛生な家
家の中で犬を飼っているお宅なのですが、犬のしつけができていなくて、犬の尿、糞が座敷や廊下に落ちているのです。
気を付けないと踏ん図けてしまいそうです。
訪問すると犬が吠え続けて、噛みつきそうな勢いです。
訪問するたびにゲージに入れていただくように話し、犬の糞が落ちていれば片付けていただきます。
ペットに関することは、ヘルパーにはできないこと分かっていただいています。
ご夫婦が介護の対象ですが、夫が汚れたリハビリパンツを廊下や洗面所など、あちこちに脱ぎ捨ててあるのです。
あるときは、便が付いた下着をお風呂場で洗っていたようで、排水が詰まっていて、掃除したこともありました。
ヘビースモーカー
タバコを止められなくて、ずっとタバコを吸っている人がいます。
話をしながらタバコの煙がこちらにくるのです。
タバコの煙は嫌ですね。
その利用者様は、医師からも「禁煙しないと手術できない」と言われていて
それでもやめられないようです。
全く掃除をしていない家
ご夫婦の世帯なのに、奥様が腕を骨折したとのことで、何カ月も全く掃除をしていない家に入ったとき、あまりにも汚れのこびりつきに驚きました。
買ってきたものを食べているだけで、料理を全くしない生活なので、キッチンのシンクの周りが真っ黒(-_-;)
トイレも全く掃除していないと、こんなになるんだとビックリ。
汚れが真っ黒で固まっていて、とても簡単には落ちない様子でした。
このお宅は、他のヘルパーが担当で、私の稼働表には入ってきませんでした。
体格のいい男性の車いす移乗
デイサービスへ行くために、オムツ交換、着替え、車いす移乗の仕事で、しばらくは頑張ってやっていました。
でも、ある日、ベットから車いすに移乗するときずり落ちてしまい、引き上げることができなくなってしまいました。
たまたま隣に住んでいる娘様が慣れていて、車いすに乗せてくれて事なきを得ました。
私は自分の限界を感じて、すぐにサービス提供責任者に外してもらうように頼みました。
挨拶、会話が成り立たない利用者
毎日、家事支援の調理で入っていた1人暮らしの男性宅。
訪問して挨拶をしても返事がない方です。
今日は何を作りましょうか？
と言っても
冷蔵庫にあるだろ！
食材はご自分で自転車で買い物に行かれるので、冷蔵庫には一杯入っています。
味噌汁とおかずを２～３品作り、本人の希望で全部タッパーに入れて終了します。
作ったものを説明し、挨拶をして帰りますが、「ご苦労様」の言葉もありません。
※このお宅は、行きたくないヘルパーが複数いて、２～３名のヘルパーが交代で入っていましたが、問題が起こり、サービス終了となりました。
問題とは
訪問介護にはハラスメントがあるの？セクハラされたらどうすれば？
訪問介護 行きたくない利用者 まとめ
利用者様、訪問先は千差万別ですから、問題がおきても、自分で一人で悩まないでまず、サービス提供責任者に相談します。
訪問介護はサービス提供責任者の立場がとても重要です。
サービス提供責任者のやり方で働きやすい職場かどうかで決まります。
働きやすい職場を探すには転職エージェントに登録して探してもらうと、安心して条件にあうところが見つかります。
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働きやすい仕事を探すかいご畑
