老人 一人暮らし寂しい?解消法は?認知症予防したい!

老人 一人暮らし
PR

最近、気になるのは、長年連れ添った夫婦が配偶者を亡くして喪失感に襲われ、

急に一人暮らしになって戸惑っている人が、身近に何人もいることです。

 

総務省統計局によると (平成28年7月20日)
65歳以上男性の8人に1人、65歳以上女性の5人に1人が一人暮らしとなっています。

この記事を書いているのは

介護の仕事を始めて20年の介護福祉士スミレです。

有料老人ホームで10年間認知症の方の見守り、

訪問介護で10年、現在もホームヘルパーを続けています。

その経験から、介護に関して感じたことを投稿しています。

インスタグラム
https://www.instagram.com/sumire_kaigo/

老人が1人暮らしになったとき・老人の本音

一日中、誰も来ないから会話ができない。
声を出さないと声が出にくくなってしまう。

本当に私一人になったの?
お父さんも、長男もいなくなった。

私、具合が悪い。

この方は、一日中、テレビの前に布団を敷いて横になっているので、立ち上がるとふらつきます。

若いころは、いろんな趣味を楽しんでいたのに、今は全くやる気が起きない。
家で一人、ボーっとしている。

毎日、何をしていいかわからない。
テレビを観ているだけ・・・

寂しい。誰かと話をしたい。
歩けなくなることと、認知症だけにはなりたくない。

だから、毎日、少しでも歩いています。

歩けなくなることを心配して、雨の日でも歩いています。

昔は家族のために食材を買いに行って忙しくしていたのに、
今は買い物に行って、家に帰っても誰もいない寂しさ、孤立感。

夫が亡くなって、あまりにも寂しいから、娘に一週間に一回来てもらってホットしている。娘に迷惑をかけて悪いけど、一人ではどうしようもない。

かといって、娘の家のそばに転居するのも嫌。

※1人で一日中、家にいると、余計な事ばかり考えこみ、神経質になりがちです。

※孤立していると、認知症のリスク、低栄養で体力が落ち、歩かないから筋力低下してしまいます。

家族の声・できること

親の様子が心配だけど、頻繁に行く事もなかなかできず、電話だけでは 様子がよくわからない…

起きてるかな?食事はとったかな?お薬は飲んだかな?

その連絡で毎日電話しています。

親の生活状態が心配だけど、お互いにあまり干渉したくない。

父が亡くなって、母が一人で怖がるんです。

なぜかというと、母の姉が孤独死で発見されたからです。心配なので、仕事先から、そのまま実家の母のところで泊まり込んでいます。

私の自宅には、夫と息子がいるのですが、理解してもらっていますが、長い間こんな生活続けられるか・・・心配です。

孤独な人ほど認知症のリスクが高まる

誰とも話さないのが、認知症になりやすいですから、近所の方やヘルパーとか定期的に来てもらったほうがいいですね。

認知症を患っている方の一人暮らしには、本人やご家族も気づかないところで、日常生活にも様々な支障が出てくることがあります。

 

一人暮らしでなくても、家族とすれ違いであまり話もしないお宅もあります。

あるトラック運転手の仕事をされていた方が、定年退職して間もなく行動が不可解になりました。近所のお宅へ一日に5~6回、インターホンを押すのです。

そのお宅の方はたまりかねて、張り紙をしました。「○○さん、来ないでください」

さらに交通の激しい道路のそばを、朝からふらふら歩いていて、近所の人から交番のお巡りさんに連絡がいきました。

元運転手の奥さんは一日中仕事をしていてすれ違い、近所からの苦情にどうしてよいかわからなくて困っていました。

心配して近所の方が市役所に相談。

そして地域包括支援センターの人が尋ねてきて、病院、介護認定などの手続きができるようになりました。

 

高齢者がこれからますます増え、認知症患者も増え続けるので、このような事は、どこでも起こりうることだと思います。

認知症の初期状態は「あれ、おかしいな?」と思っても家族はどうしていいかわからない場合も多いと思います。そんなときは、地域包括支援センターに相談すると解決の道が開けます。

1人暮らしの日常生活の様々な支障

・火の不始末(一番怖いですね)

・生活習慣病(同じものを食べ続けるなど、食生活の乱れ)佃煮などでご飯だけ食べるなど。

・服薬管理ができない(持病の悪化、過剰摂取による副作用など)

・金銭管理ができない(高額商品の購入、詐欺被害など)

・ご近所トラブル(ゴミ出しができない、被害妄想など)

1人暮らしになったときの対策・・・自宅に住んで、家族が見守り

離れて住んでいても、様子を見守ることができる様々なサービスがありますが、インターネットを接続しなければならないなど、使いにくい商品ではなく、利用場所でコンセントにさすだけという、便利な製品です。

インターネットが要らない介護用見守りカメラ【みまもりCUBE】

高齢者の自宅等インターネット環境がない場所でも 煩わしい配線処理等一切不要、コンセントをさすだけですぐに使えます。

スマホの設定もマニュアルに記載があるQRコードを読み取るだけです。

玄関に設置し出入りがあった際に画像付きメールでお知らせ、

またはベッド付近に設置しベッドの離床をお知らせ、などの 検知機能もあります。


要介護2以上の方は介護保険を使える場合もあります。

1人暮らしになったときの対策・・・施設の入所

どうしても心配が続く場合は、やはり、施設で安心して生活ができる環境がいいですね。

施設に入るとなると、料金はどのくらい?その施設はなるべく近い方がいい!など

疑問や希望はたくさんありますよね。まず、親が喜んで住めるかどうか?

どんな施設がその方に向いているか、まず、資料請求し、施設見学予約などできますので

相談しながら探してみましょう。

無料入居相談受付中!!【シニアのあんしん相談室】

老人ホーム・介護施設の検索なら【LIFULL介護】