一人暮らしで認知症の方がいます。
朝、昼、夕方と一日3回、ヘルパーが訪問して、食事、排泄介助、入浴介助をします。
朝と夕方は30分だけしかケアの時間がないので、時間が足りなくなりがちです。
最近、認知症の症状が急激に進んで、トイレの場所が分からなくなってしまいました。
玄関やキッチンに排泄してしまうこともあります。
そのタイミングで訪問すると、タイヘン!
汚れた場所の掃除が、余分に時間がかかってしまいます。
エアコンはすぐに消してしまったり、電源を抜いてしまって、厚い季節、寒い季節は危ないので、リモコンは隠して、ヘルパーが操作するようにしています。
また、入浴拒否の利用者様もいるので、入浴していただくまで時間がかかる人もいます。
人間は、喜怒哀楽が常に変化しています。
認知症になって、短期記憶能力が薄れてきても、感情だけは残りますので、
自分の言いたいことがうまく言えなくて、イライラして攻撃的になる人
怒りやすい、大声を出す、奇声を上げる
妄想、思い込みが激しい、不安、焦燥感・・・・
いろんな症状があって、介護者は、心が折れそうなときもありますが、
「病気なんだ」と思って接するしかないですね。
認知症の方本人からの立場で言えば、「わかってもらえない」ということが多いのではないかと思います。
認知症の方には、寄り添って、安心できるケアをしていきたいですね。
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