訪問介護の利用者様で、認知症の方のケア

在宅・認知症
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一人暮らしで認知症の方がいます。

朝、昼、夕方と一日3回、ヘルパーが訪問して、食事、排泄介助、入浴介助をします。

朝と夕方は30分だけしかケアの時間がないので、時間が足りなくなりがちです。

この記事を書いているのは

介護の仕事を始めて20年の介護福祉士スミレです。
有料老人ホームで10年間認知症の方の見守り、
訪問介護で10年、現在もホームヘルパーを続けています。
その経験から、介護に関して感じたことを投稿しています。

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最近、認知症の症状が急激に進んで、トイレの場所が分からなくなってしまいました。

玄関やキッチンに排泄してしまうこともあります。

そのタイミングで訪問すると、タイヘン!

汚れた場所の掃除が、余分に時間がかかってしまいます。

 

エアコンはすぐに消してしまったり、電源を抜いてしまって、厚い季節、寒い季節は危ないので、リモコンは隠して、ヘルパーが操作するようにしています。

また、入浴拒否の利用者様もいるので、入浴していただくまで時間がかかる人もいます。

 

人間は、喜怒哀楽が常に変化しています。

認知症になって、短期記憶能力が薄れてきても、感情だけは残りますので、

自分の言いたいことがうまく言えなくて、イライラして攻撃的になる人

怒りやすい、大声を出す、奇声を上げる

妄想、思い込みが激しい、不安、焦燥感・・・・

いろんな症状があって、介護者は、心が折れそうなときもありますが、

「病気なんだ」と思って接するしかないですね。

認知症の方本人からの立場で言えば、「わかってもらえない」ということが多いのではないかと思います。

認知症の方には、寄り添って、安心できるケアをしていきたいですね。

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