訪問介護は主に「身体介護」「生活援助」の2種類ありますが、
「身体介護」は、同居家族の有無とは関係なく利用することができます。
しかし、同居の家族等がいる場合、生活援助(家事代行)はできません。
【訪問介護】の基本的な考え方と、よくある声
料理を作るなら、ついでに息子の分まで作って!
訪問介護は、要支援・要介護者に認定された高齢者が、自立した在宅生活を送ることを支援する本人のための介護保険サービスです。
ただ、利用者の同居家族等が障害や疾病等の理由により、家事を行うことが困難な場合に作ることはできますが、健康な家族のためには作ることはできません。
95歳の高齢者だが、自立しているので介護認定されていません。でも、先日、救急搬送されたことがあるので、身体の状態が心配なので、週3日くらい見守りをお願いしたい。
介護認定されていないとできませんので、介護保険を使わない自費のサービスになります。
自費のサービスで、お掃除するために訪問し、体調確認しますね。
私は一人暮らしだけど、孫が長期間滞在している場合があるのよね。
家族がいる場合は、調理、洗濯、掃除など介護保険サービスではできません。お孫さんにやっていただいてください。
同居しているけど、娘の私は、仕事に行っているから昼食をお願いしたい!
同居家族等が就業等により、日中独居の被保険者に日中、昼食の用意、食事介助など生活援助ができます。
介護保険の生活援助の主なサービス内容
・掃除 ・洗濯 ・一般的な食事の準備や調理 ・生活必需品の買い物 ・薬の受け取り ・衣服の整理・補修など
どのサービスをどこまで利用できるかは、各家庭の状況によって異なるため、地域の介護保険課や介護支援専門員(担当ケアマネージャー)などに相談します。
訪問介護では、利用者様と一対一での対応になりますので、ヘルパーは介護保険制度をよく理解していないと、ルールから外れて、介護保険が使えないことになってしまいます。
介護保険制度をしっかり学びましょう。
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