岸田政権が「介護職員の給与を月額9000円ほど引き上げる」という方針がニュースで報道されていますね。
介護職員の平均月収は23万9800円。
全産業平均の30万7700円を大きく下回っています。
そこで岸田政権が打ち出したのですが、様々な意見が出ています。
介護職員の声や利用者様の声を集めてみました。
訪問介護で訪れた利用者様から言われます。
などと、よくわかっていないのに、訪問介護のヘルパーに攻撃する人もいるようです。
※コロナの影響で収入が激減した人には、国が様々な支援をしています。
厚生労働省:生活を支えるための支援のご案内
介護職員の声は
介護職員の給与を月額9000円ほど引き上げる岸田政権の方針とは?
①介護職員の賃上げは、補助金から行う今年2月から9月に限った一時的な仕組みで、全額国費からです。実際の交付は今年6月から。
②10月以降は新加算で恒久的な仕組みになります。
新加算は介護報酬なので公費、保険料、利用者負担で賄われ、自治体の財政や家計にも一定の影響を及ぼします。
制度的にみると財源も大きく異なる。
補助金は全額国費。新加算は介護報酬。
さまざまな観点から批判が!
この政策の詳しいことは徐々に明らかになってきていますが、まだ不明瞭なところが多く、さまざまな観点から批判が寄せられています。
●月額9000円という金額自体の少なさ
2020年の介護職員の平均月収は23万9800円
保育士は24万5800円
全産業平均の30万7700円なので、介護職員の平均月収は大きく下回っています。
たとえ月額9000円上げても、まだまだですね。
●介護職以外の介護労働者は賃上げ対象ではない?
同じ介護事業所で働いていても、ケアマネージャーや生活相談員、看護師などの他職種は対象ではないのです。
補助金を介護職以外の賃上げに振り分けようとすれば、介護職員の賃上げ分から差し引くから、月額9000円引き上げではなく、少なくなります。
●事業所が一定の取得要件を満たした場合に都道府県に申請すると、その事業所に対して、常勤の介護職員一人平均9000円程度に換算される補助金が支払われるという仕組みです。
事業所に丸投げ(-_-;)
直接的に支給されるのはあくまで事業所であり、その先の職員に対する配分は、経営者側に大幅な裁量があります。
参考:news.yahoo.co.jpから
全国におよそ138万人いる介護職員の給与を、月額9000円増を実現するために補正予算で1000億円を確保したのですが、それを「分配」するといっても難しいですね。
介護職の人手不足が深刻な問題になっているので、根本的に考えてほしいです。
3月の給与に処遇改善手当が支給されていました!
今までは、介護福祉士の手当などで、7000円~8000円ついていましたが、
3月の給与でちょっとプラスですね。
私は、フルタイムでなく時間給のパートですから、3%賃上げは、こんなものだと予想していたとおりでした。
皆さんの職場ではいかがでしたか?
事業所によって待遇が変わるから、事業所を選ぼう!
介護職員の平均月収が少ないと言っても、全ての介護職員の月収が少ないわけではありません。
時給1700円の高収入、という施設もあります。
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