朝日新聞紙上に、介護についてのアンケートが載っていました。
今、日本は総人口の28.7%が65歳以上という超高齢化社会。
厚生労働省の今年1月末の統計では、要支援・要介護数は679万人にのぼり、もはや介護は誰にとっても他人事ではなくなりつつあるということなんです。
アンケートでは「介護したことがありますか?」という問いに「はい」が28%
回答者が50代以上が多い割には少ない。
「ある」と答えた半数は女性で、「大変だった経験はとても語りつくせない」という声が多く寄せられたそうです。
介護状態になるのは、高齢だけでなく、骨折、怪我、脳梗塞などの病気から要介護状態になります。
「もし、介護状態になったら、誰に介護してほしいか?」という問いに
専門家に介護してほしいが70%
配偶者が21%、子どもが4%
やはり、子どもに迷惑をかけたくないというのが本音のようですが、現実問題、親の介護を子ども(義理も含めて)が介護していることが多いようです。
夫婦とも介護の仕事をしてきた男性が、定年退職後、認知症の父親を妻と共に見守ったそうです。
ところが、「仕事では利用者に穏やかに接することができていたのに、肉親には、余裕がなくなった。
一緒に生活をすることで、ストレスがたまり妻との関係も悪化した」最終的に施設に入れ90歳で見送ったが。もっと優しく接していれば、と悔やまれるそうです。
介護の仕事は、これからの時代ますます必要になってきます。
人生の最終章を豊かな気持ちで送れるようにお手伝いできるのが介護士の仕事だと思います。
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