ボーナスの時期になると、ボーナスについて悲喜こもごもの声が上がります。
公務員のボーナスや一般企業のボーナス支給、コロナ禍で、ボーナスが減少というニュースが報道がされますね。「そもそもボーナスなんて出ない!」という方もいます。
ボーナスについて
厚生労働省のページには、
「賞与」の定義として
「ボーナスは定期又は臨時に労働者の勤務成績、経営状態等に応じて支給され、その額があらかじめ確定されていないものをいう。」とあります。
「企業が必ず支払わなければならない」と法律で決められているわけではありませんし、ボーナスを制度として導入していない企業もあります。
年俸制を導入している企業の中には、年俸にボーナスが含まれた額を12分割して支払うケースもあります。
また、ボーナスを支給しない代わりに基本給を高めに設定している企業などもありますので、ボーナスが出ないからといって年収が低い企業と決めつけることはできません。
公務員のボーナスの場合
民間企業と公務員のボーナスが大きく異なるのは、民間企業にはボーナスの支給義務がないということです。
公務員のボーナス算定方法は法律で定められていて、国家公務員のボーナスは民間企業のボーナス支給規準に合わせて
「勤勉手当」と「期末手当」として支給されます。
「平均支給額 = 支給月数 × 平均給与額」の計算式
介護職のボーナス
介護労働安定センターの平成30年度介護労働実態調査によると、「経営状況に応じて賞与を支給している」という事業所も含めると、正規職員で9割以上、非正規職員で7割以上の支給率になっています。
出典:平成30年度 介護労働実態調査結果について | 介護労働安定センター
また、介護職のボーナスは経験や施設形態別に違います。
・福祉施設介護員
・ホームヘルパー
・介護支援専門員
厚生労働省の賃金構造基本統計調査 (職種DB第1表)
介護職の年間賞与その他特別給与額によると
福祉施設介護員:531,700円(年間)
(平均年齢42.6歳、平均勤続年数7.1年)
したがって、年2回支給の場合は
●1回あたりの賞与額は額面で26~27万円となります
介護職で冬のボーナス35万以上なら間違いなく多い方です。
そして、15万以下なら間違いなく少ない方です。 Twitterから
まとめ
公務員のボーナス算定方法は法律で定められているけど、民間企業にはボーナスの支給義務がないので、経営状況に応じて賞与を支給しているところもあります。
あなたの職場はどうですか?
ボーナスは、施設によっても待遇が、かなり幅があります。
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