月5万9千円も少ない!?介護職員の賃金!全産業平均との差で!

介護士の給料
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たまたまつけていたテレビ番組、NHK時論公論で

「介護職員 さらに32万人必要に 今こそ対策の強化を!」というテーマで放映していました。

この記事を書いているのは

介護の仕事を始めて20年の介護福祉士スミレです。
有料老人ホームで10年間認知症の方の見守り、
訪問介護で10年、現在もホームヘルパーを続けています。
その経験から、介護に関して感じたことを投稿しています。

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介護職の人手不足

介護職の人手不足はずっと続いていて、現場の介護職員はコロナ禍の感染予防対策もあり、負担が増え続けています。

今でも人手不足で大変なのに、

2025年には介護職員が、さらに32万人必要だということです。

 

そのため、国は2000億円かけて介護報酬の報酬加算で、

介護職員の賃金引上げを、2015年から5年間で、3.1万円上げているのですが、

 

でも、それでも全産業の平均からみると、5.9万円も差があるということなんです。

さらに

2040年には高齢者数は、ほぼピークで、介護職員は69万人不足という深刻な状態になってしまいます。

介護職の人手不足 今後の対策

今後の対策として2点を挙げています。

①賃金引上げ・・・

国に求められること
賃金の低水準解消を!リーダー級の職員は全産業の平均並みにすること。

そのためには、国民が考えることとして、人材確保のため、どこまで負担を許容するかということです。

仮に介護職員全員、月6万円引き上げるには、年1兆円以上必要だそうです。

現在介護費用総額は10兆円かかっているので、賃金の低水準解消は大変なことですね。

②若い人材の確保・・・

介護職は、現在、人手不足のため、60代、70代の高齢でも仕事ができていますが、2040年の20年後までは無理ですよね。

そのため、魅力ある介護職として、若い人材が育っていくことが急務なんです。

これから介護の仕事を考えている方に

介護の仕事は、資格を取ってキャリアアップしていきます。

初めて介護の仕事に取り組もうという方は、スクールに通って学ぶこともできますが、資格を取る前から、働きながら学ぶ方法もあります。

現在、介護士として働いているが、もっと条件の良いところを探す!

現在の職場に不満はなく、好待遇で働いている方は必要ありませんが、

毎日、朝から晩まで働いているのに、こんな待遇?という方は、他の職場の条件など調べてみたほうがいいですよ。

今、現役で介護職として働いている方は、貴重な介護人材です。

少しでも条件のいい職場を見つけてください!

現役で介護職として働いている方が満足して働いている姿で、若い介護人材も育っていきます!

7/29 yahooニュースにありましたが、ある介護事業会社の中核職員1000人を対象として、高齢化で高まるニーズに対して深刻化する人手不足に対応するため、2022年度に年収100万円程度引き上げる方針を固めたそうです。

原資は今後の事業拡大で収益力を高めることで捻出するということです。

業界大手のリーダーシップは、素晴らしいですね。

ただ、地域に根差した小規模事業者も多い中で、必ずしも同じような年収引き上げができるわけではないのが現状です。

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